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  • 印刷工業組合:理事長挨拶

平成30年6月

平素は山形県印刷工業組合の諸活動に対しまして格別のご支援、ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

さて、近年の印刷業界は1990年のIT革命によりパソコン・カラープリンターが一気に普及し、カラー印刷が誰でも簡単に出来るようになりました。その影響により市場が縮小してきた事に加え、人口減少もあり印刷市場は急速に縮小しております。

 しかしそのような状況の中、全日本印刷工業組合連合会は人々の暮らしを彩り幸せを創る印刷産業を目指していこうとしております。

どんなにコンピーターが進化しようとも、先の予測ができなくても、私たちは私たちの社会責任を果たしていかなければなりません。従業員やその家族の幸せな人生を守っていかなければなりません。私たちはその生涯をかけて「幸せ」を追い求めます。人間の仕事の多くがAIに取って代わったとしても、それは人間が幸せになるための選択に過ぎないのです。労働の概念や社会体制や生活様式がどんなに変化しようとも、人間が人間である限り、私たちは「幸せ」になるために生き続けます。そんな一人ひとりの「幸せ」を紡ぐ産業として、印刷産業はその関わる人すべてが幸せになる産業「HappyIndastry」を目指して進化し続けます。
全日本印刷工業組合連合会発行「HappyIndastry」より抜粋

社会一般には厳しい印刷業界ですが、まだまだ私たちには出来ることがたくさんあります。全印工連をはじめ、多様な情報を提供してまいりますので、その情報を活用していただき行動を起こすチャンスにしてください。行動を起こさない人には、一生チャンスは訪れません。

印刷業界の発展は皆様の行動力にかかっております。更に人々の幸せを紡ぐ産業として進化し続けることを願い、印刷関連業界に対しまして、特段のご理解を賜りますようお願い申し上げます。

山形県印刷工業組合
理事長
大風 亨

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